【解説】エリザベスカラーの装着練習
2026/08/31
流山市、柏市、野田市のみなさんこんにちは。
流山市おおたかの森にある、21動物病院-おおたかの森-です。
今回はエリザベスカラーの装着練習の方法について解説します。
エリザベスカラーとは
エリザベスカラーは舐めてほしくない部位(手術後やケガでできた創傷部)を舐めないようにするものです。パラボラアンテナのような、エリマキトカゲのような見た目のものです。
装着することで創傷部位などの管理しやすくなるのですが、視界にエリザベスカラーの端が見え続けたり、音の聞こえ方が変わったりして、装着された動物が違和感を持ち、嫌がることが多いのがデメリットとなります。
エリザベスカラーを装着する練習をすれば、この装着の違和感を緩和することができます。
突然装着する必要が出てきた場合には仕方がありませんが、手術などの予定があり装着することがわかっている場合は先に練習しておくとよいでしょう。
術後服との違いについてはこちらの記事をご覧ください。
練習時のポイント
実際の練習方法に入る前に、練習のポイントがいくつかあります。
- 段階を踏んで少しずつ練習する
- 嫌がらない程度の練習を繰り返す
- 嫌がる仕草があれば練習の段階を戻す
- 無理はしない、焦らない
実際の練習方法
まずはカラーに良い印象を持ってもらうところから始めて、徐々にカラーを正しい装着位置に寄せていきます。
- カラーを床に置き、カラーの上にオヤツを置き食べてもらう
- カラーを少し持ち上げて、同じようにカラーの上にオヤツを置き食べてもらう
- カラーを少し丸めて、同じようにオヤツを与える
- カラーを完全に丸くして、その先にオヤツを用意する(カラーに自ら顔を入れてオヤツを食べる)
- しっかり首まで顔を入れるようになったら、そのままオヤツを与え続ける
- カラーのボタンを留めてみる(短時間)
- カラーをつけっぱなしにしてみる(短時間)
他の方法として、カラーを緩めに留めて床に置き、カラーの下にオヤツを隠す方法があります。これであればオヤツを食べるために自らカラーに顔を入れる形になります。顔を入れることに慣れてきたら、カラーを少しきつくしていくと、最終的には顔を突っ込むと、勝手にカラーが装着されるようになります。
当院ではエビデンスを元に検査・診断・治療を行っています。
エリザベスカラーの装着練習について不明点やご相談があれば、当院までお電話もしくはLINEにてお問い合わせください。
21動物病院-おおたかの森-
千葉県流山市おおたかの森北2-50-1 GRANDIS 1階
TEL: 04-7157-2105
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執筆:獣医師 坂本





